木材は優れた調湿機能があります。
室内の湿度が高くなれば空気中の水分を吸収し、
湿度が低くなれば空気中に湿度を排湿します。
木材はこの水分の吸排湿により収縮膨張を行います。
住宅に用いる柱を例にとり、どれぐらいの調湿機能があるのか計算してみましょう。
柱サイズ(杉材) 3000cm×12cm×12cm =432.000cm3
環境湿度 85% 気温20℃ 木材含水率18%(平行含水率参照)
環境湿度 30% 気温20℃ 木材含水率6%(平行含水率参照)
木材含水率とは木材に含まれる水分重量比率を言います。
含水率18%は柱材重量の18%が水分重量であることを意味し
含水率6%は柱重量の6%とが水分重量であると言うことです。
杉材の全乾比重0.33/cm3g(各種木材の収縮率参照)
全乾比重とは木材に全く水分が含まれていない時の比重のことです。
0.33g(参1)×432.000=14.256g=14.2kg (参1)
各種木材の収縮率
14.2kg×18%=2.55kg
14.2kg× 6%=0.85kg
2.55kg-0.85kg=1.7kg=1.7・
含水率= 含水率を量ろうとする試験片の重量 - 全乾重量 ×100
含水率を量ろうとする試験片の重量
環境湿度30%から環境湿度85%に変化したとき1.7・の水分を柱一本で吸収。
また、85%の環境から30%の環境になれば1.7・水分を排湿すると言うことです。